証券会社のアプリを開くと、赤や青の細長い棒グラフのようなものが並んだチャートが表示されます。これは「ローソク足」と呼ばれるもので、株価チャートの基本となる表示形式です。この記事では、ローソク足の見方の基本を、初心者にもわかりやすく解説します。
■ この記事でわかること
- ローソク足が表している4つの価格情報
- 陽線と陰線の違い
- 実体とヒゲが示す意味
- チャートを見る際の心構え
【ローソク足は一定期間の値動きを1本にまとめたグラフ】
ローソク足は、ある一定期間における「始値(はじめね)」「終値(おわりね)」「高値(たかね)」「安値(やすね)」という4つの価格情報を、1本の棒状の図で表したものです。1日分の値動きを表す「日足」、1週間分をまとめた「週足」など、期間の設定によってさまざまな種類があります。この1本を見るだけで、その期間に株価がどう動いたのかを直感的に把握できるのが特徴です。
【陽線と陰線で値上がり・値下がりを見分ける】
ローソク足には「陽線」と「陰線」の2種類があります。始値より終値のほうが高く終わった場合は「陽線」と呼ばれ、一般的に白や赤色で表示されます。逆に始値より終値のほうが低く終わった場合は「陰線」と呼ばれ、黒や青色で表示されるのが一般的です。この色を見るだけで、その期間に株価が上昇したのか下落したのかを瞬時に判断できます。
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【実体とヒゲが示す売り買いの勢い】
ローソク足の太い四角い部分は「実体」と呼ばれ、始値と終値の差を表しています。実体が長いほど、その期間に大きく値が動いたことを意味します。また、実体から上下に伸びる細い線は「ヒゲ」と呼ばれ、その期間中につけた高値・安値を示しています。ヒゲが長いほど、一時的に大きく値が動いたものの、その後押し戻されたことを意味しており、売り手と買い手の勢力争いの様子を読み取るヒントになります。
たとえば下ヒゲが長い陽線は、一度大きく売られたものの最終的に買い戻され値を戻したことを示しており、下値での買い意欲の強さを表すサインとして意識されることがあります。
【まとめ】
ローソク足は、始値・終値・高値・安値という4つの情報を1本にまとめた、チャート分析の基本となる表示形式です。陽線・陰線の色や、実体・ヒゲの長さを見るだけでも、その期間の値動きの勢いをある程度読み取れるようになります。最初はすべてを覚えようとせず、まずは陽線と陰線の違いから慣れていくとよいでしょう。日々のチャートを眺める習慣が、少しずつ相場観を育ててくれます。
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